教科書が与えるもの・・・

神奈川県では、横浜市と藤沢市が、社会の歴史と公民の教科書に育鵬社版を採択しています。
育鵬社版の教科書は今までのものとかなり異なっています。
よい対照表がありましたのでネットからお借りしました。

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公民の教科書も国民の権利は抑え気味に書かれ、義務が大きく取り上げられいます。
憲法では国民は権利を濫用してはしてはならない、公共の福祉のために利用する責任があると書いてあります・・・。
現憲法は国民が選んだ為政者が国民のために働くときにしたがうべきことを規定しています。
権力が為政者によって濫用されないために。
現憲法では、育鵬社版で述べているように、国民の行動を阻んだりはしていません。
すでに安倍改憲案のような内容になっているのです。
お借りして見てみましたが、???と思うことが多々でした。



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臣民としての義務ばかりが押し付けられ、国に何かあれば命を投げ出せとしてきた戦前の大日本帝国憲法下の教育。
敗戦によって、大きく方向転換して今に至ります。
国民は現憲法のもとで、70年余り平和に暮らすことができました。
教育によって、国民の姿勢は変わってきます。とてもとても重要なもの。

私たちは北朝鮮や中国を見ていて、おかしいって思ってきたのではないでしょうか。
このような教科書が現憲法下で存在して良いのか大きな疑問を感じます。
安倍政権下、文科省はこのような教科書を検定で通して、一体国民をどこに導こうとしているのか、とても恐ろしい。
道徳の教科化も然り。
歴史を反省せず、国民の権利を狭めようという意図を感じます。
森友学園の教育も、教育勅語を暗唱させたりしていました。
だから応援していたんですよね、安倍夫妻。

このような教科書で、子どもたちに誤った歴史を植え付けるのは恐ろしいです
横浜に来て驚くのは、埼玉より貧富の差を感じることと保守的な考えの方が多いこと。
教科書採択にもそれは現れているように思います。
埼玉では育鵬社版の教科書採択は私立校を含め全くありません。

明治の初期から半島を我がものとした日本
その後日本が太平洋戦争に敗れた1945年8月15日まで、半島は日本の‘支配下にありました。
同胞の日本人にさえも無慈悲な『国』というものが、日本人でない方々にどんな苦痛を与えたか容易に想像ができます。
もちろん半島の人々のなかにも侵略者に協力した人だっていることでしょう。

今テレビでは、戦争を賛美したり、戦争によって国土を守れとしたり顔でおっしゃる方々がいます。
権力の側に寄り添った意見を述べることが、自らの生活基盤を安定させると承知で述べていらっしゃるような方々もいます。
そういう方々の割合が増えていき、政府を動かす圧力となるとき、武力の使用が容易に認められて行くのかも知れません。

武力によって解決を図るなど本当に浅はかだと思います
明治の日清・日露戦争でも、
第一次大戦でも列強手空きの中国で勝利を得ます。
日中戦争でも・・・当時の人々は戦争すれば勝つものと思い込んでいたのでしょうか。
太平洋戦争で負けが込んでも、なかなか困難な状況を受け入れがたかったのは本当に悲しい事です。
ガダルカナルで負け、沖縄で負け、本土が空襲に遭うまで、負けるはずがないと難く信じていたのかも知れません。
事実を国民が知り得ないことで、結果戦争を長引かせてしまいました。
太平洋戦争での死者の数は、敗戦間際の1年間にほぼ集約されます。

歴史を見つめ反省すべきは反省し、
(育鵬社も教科書では、戦争目的が『アジアの開放』ですから・・・。これでは、日本はアジアのために『~してやった』という恩着せがましい考えにつながっていると思いますけれど・・・。)、
相手に敬意を払って交渉にあたることこそ外交
力といえるでしょう。
贖罪(これも加害意識がなければ・・・あり得ませんね。)の気持ちもなく、居丈高に相手を見下していては仲良くは出来ません。
安倍政権の外交には、強い者には弱く、弱い者には居丈高な姿勢が見え見えです。
河野外務大臣が、通訳を遮り、韓国非難に走った上に、それを大々的にテレビで見せたことも含め、
交渉相手の自尊心を平気でふみにじる姿勢にここ数週間危惧を感じてきました。
その結果が、GSOMIA終了ということになったのではないでしょうか。
政府はたいしたことないように装っていますけれど・・・、そこまでは予期していなかったとはなんと無責任なことでしょう。

教科書採択によってそれぞれの歴史認識が異なってしまうことが心配です。
若者は勉強し、様々な意見を読み視野を広げて欲しいとこころから祈ります。



つい最近まで日本は韓国との貿易ではかなりの黒字でした。
しかし、今韓国からの観光客は激減。日本から韓国へも同じでしょうか。
仲良しであることがどんなに大切でお互いを利するかということですね。

昨日、東京に行ったM君が、韓国の若者が浴衣を着て集団で楽しそうに歩いていたと。
こんな情勢にも関わらず来て下さってありがとう。
そして、
我が家の孫娘も韓国でチマチョゴリを着てご満悦でした。
お友達はまた韓国へ行くそうです。
韓国の方もこんなとき来て下さってありがとうと思っているとのことです。
お互いのなかにすてきを見つけて、それぞれの文化を認め合うことが、仲良しの第一歩。

『仲良きことは美しき哉』







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by akaiga-bera | 2019-08-25 20:49 | Trackback | Comments(2)
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Commented by eblo at 2019-08-25 22:01
酷い教科書ですね。
怖いですね。
横浜も飛鳥田さんが市長のときは羨ましがられていたのですが。
国民が経済政策ばかり望むのと同じで横浜も社会福祉より経済至上主義になったのでしょうね。
中田さんが思い付きで無駄なお金を使って一攫千金狙い、大赤字、結局逃亡、そんな噂を聞いています。
林さんも「儲かりますよ」の口車に乗ったのかもしれませんね。
Commented by akaiga-bera at 2019-08-27 10:23
ebloさん、こんにちは。
この教科書で学んだらどのような歴史観になるのでしょうか。
とても不安に思っていました。
今回改めて詳しく見てみると、怖いです。
今まで横浜は別の土地での出来事の感がありましたが、ここで住む以上はしっかり監視していかないと。
結局は利権がらみなんでしょうか?
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