戦争に勝者はいません、全てが敗者です!

フォトジャーナリスト安田菜津紀さんが、取材中シリアで遇った女性の言葉
戦争に勝者はいません、全てが敗者です!
が忘れられないとおっしゃっていました。
歴史を見れば、それは争いの歴史といっても言い過ぎではありません。
人類はいつまで愚かな争いを続けるのでしょう?

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最近、『特攻隊』を賛美する映画が作られたり、テレビの番組のなかでも、『特攻隊』を礼賛する方々も多くなっているように思います。
死を前提に立てる作戦が作戦と言えるわけもありません。
『死にに行け』という最も非人間的な非情な命令、そんな作戦しか立てられなかった指導者たちの力量を問います。
国民を戦争に導き、多くの国民を死なせた指導者・協力者、もちろん罪の重さを自覚された方もいらっしゃるけれど、知らん顔をして戦後生き延びた方々もいます。

保阪正康さん(評論家)は、特攻隊員たちの遺書が執筆活動の原点と
・・・・・ある海軍参謀にインタビューした際、
戦時中の個人日誌を読ませてもらったことがあります。
特攻隊についての記述の中に「今日もまた、『海軍のバカヤロー』と叫んで、散華する者あり」と記してありました。
部外秘の文字が押されて。
この元参謀によると、特攻機は離陸した後はずっと、無線機のスイッチをオンにしているそうなんですよ。
だから、基地では特攻隊員の最後の叫びを聞くことができた。
『おかあさーん』とか女性の名前もあったそうです。
『大日本帝国万歳』というのはほとんどなかった。
ところが、そうした通信記録はほとんど残っていない。
故意に燃やしてしまったに違いありません。』

戦争が終結というとき、政府・陸海軍も、多くの書類を燃やし、証拠隠滅を図りました
人体実験をしていた731部隊も引き上げ前に徹底的に痕跡を破壊したのです。
安倍政権の公文書改ざん・廃棄・不開示、データのごまかし・・・同じ・・・。


うら若き叔父は戦艦と共に海に沈んだままです。
姉の嫁ぎ先(私の母)にあてた手紙6通と2枚の写真が、薄紙に包まれて、母の引き出しに入っていました。
1通目は東京市京橋区京橋郵便局
2通目は神戸市
3通目は広島市
4通目は広島市
5通目も広島市
最後のは門司市

全てのはがきに検閲印が。
書きたいことも書けず、知らせたいことも知らせられず、帰らぬ人となった叔父。
血縁がみな亡くなってしまった今、叔父の死も忘れられていく・・・。
私にはそれが耐えられません。

一族の中に戦死者がいない家庭はなかった・・・。
特攻隊の方々も、叔父も、心ならずも戦争にかり出された多くの方々も、みな戦争の犠牲者です。


今、戦前と似たような空気が漂っていると思います。

安倍政権を批判する番組が打ち切りになり、批判の言葉を発するキャスターは降板となり、
街頭でヤジを飛ばせば警官が取り押さえる・・・。
とても怖く感じます。

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野中さんは、もうこの段階で危惧してらっしゃったんですね。
何らかの空気を察知されて・・・。


おそらく、安倍さんは、消費税アップの影響が出ないうちに解散
テレビを見ていると、その時期が近いのではと感じられます。
そして本丸『憲法改正』の発議、国民投票に向けて、膨大な資金でマスメディアを使って改憲を訴えるでしょう。
一番欲しいのは何でも可能な『緊急事態条項』。
自民党改憲案は、憲法が為政者の独走を止めるものから、国民を縛り為政者の思いのままにしようとするものです。
だから、憲法改正とは言うけれど、中身については具体的な議論を国民に明らかにしません。
もう前から出しているんだからと、不勉強な国民が悪いということになるのかな?
対案は、現憲法です。


国民の生活が大事なんて政治は間違っていると思います。
国民一人ひとりが血を流して国をまもる覚悟が必要と思います。
by稲田朋美

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なんて勇ましいんでしょう?
稲田さんは、安倍総理に依頼を受け靖国に参拝しました。
この方は、国民には血を流せと言っているのに、息子は戦場には行かせたくないんですね。
矛盾していません????
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こういう形で儲けたいだけなのでしょうか。こういう方々のいう『憲法改正』がどんなものか、想像がつきます。
言いたいです!『くそ食らえ!』
このことでご主人のお持ちの株で突っ込まれ、逆ギレしていたのを思い出しました。
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by akaiga-bera | 2019-08-18 13:19 | Trackback | Comments(2)
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Commented by eblo at 2019-08-18 14:34
たびたびお邪魔して申し訳ありません。
「対案は、現憲法です。」その通りだと思います。

特攻という、完全に人命無視の作戦を考えた人たちにはそれなりに言い訳があったのでしょう。
アメリカの元軍人たちが原爆投下について語っているような。
今の日本で特攻を賛美し、それを批判する人に「国のために戦った御霊を軽んじている」と攻撃する人たち。
日本人の感性に一番訴える狡いやり方です、死者を冒涜したのだと脅しをかけるのは。
死は死です、そこへ行くまでには様々な原因があって、それは一人ひとり違うもの、どの死が崇高で、どの死が無駄な死か、誰にも判断できません。
それを、国のために死ぬことが最も崇高な死だと言い続ける。
その「国のため」も単純に「家族を守るため」「美しい日本を守るため」抽象的な言葉だけ、まるで宗教の勧誘です。
若者たちが、本当に自分が死ぬことが家族を守ることなのか経験で考えていくのを待つしかありません。
他人がいくら話したところで、一度頭の中に入った言葉を消すことは不可能に思えます。
洗脳された考えを消せないのなら、現在の憲法を守って強制的に人々の命を守るしか方法は無いと思います。
そして、私たちは、どんなに上手な言い訳を聞かされようが、例え微かでも戦争のの兆候を見逃さない、絶対に賛成しない、その意志を持ち続けることが、今できることではないか、将来への責任ではないかと思っています。
Commented by akaiga-bera at 2019-08-18 21:12
ebloさん、こんばんは。
早速にありがとうございます。
山本太郎さんが、分かりやすく伝えてくれたお陰?で、若い人たちの中にも耳をダンボにして聞き、関心を持ってくれるようになってきているようにも感じます。
若い人たちのこれからこそ大切です。
勉強し、自分の考えをもって欲しいです。
私たちも諦めずチェックし続けることが必要でしょうか。
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