ルールは、頭のいいヤツが、自分たちの都合のいいようにつくっている!

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ルールは頭のいいヤツが自分たちの都合のいいようにつくっている!

わざと分かりづらくして、頭の悪いやつらから多くとろうとしているんだ!


劇中で阿部寛さんが語る言葉は、この世の中を的確に捉えている。
もちろん勉強するということが、全て『だまされない』ためとは思わない。
知りたい欲求のためであったり、より深く人の心を理解するためであったり、二度と悲惨な歴史を切り返さないためであったり・・・。
理由は様々だが、阿部さんの台詞に然りと頷いてしまった。

是非、ご覧下さい





厚生年金制度の最初は、戦前という。
時の厚生官僚トップは
『労働者の皆さんが軍需生産に励みこの戦争を勝ち抜けば、老後の生活が年金で保証されるだけでなく、
いろんな福利厚生によって、老後の楽しみを満たすことができる。
年金の積み立て金の一部で1万トン級の豪華客船を数隻造り、南方共栄圏を訪問して、壮大な海の旅を満喫いたしましょう。』と。

翌日の新聞各社は『夢の年金』と大々的に報じ、求める国民の声を背景に『労働者年金』(後に厚生年金に改称)が誕生。
戦費調達が目的だったとされるが、年金資金でアウトバーンや労働者住宅をを建設したヒトラーに倣い創設当初から年金以外の目的に流用することを考えていた。


演説した官僚トップは、回顧録で、
法律ができることになったとき、すぐに考えたのは、この膨大な資金の運用ですね。
この資金があれば一流の銀行だってかなわない。

今でもそうでしょう。
何十兆円もあるから。
基金とか財団とかいうものを作って、その理事長というのは、日銀の総裁ぐらいの力がある。
そうすると、厚生省の連中がOBになったときの勤め口に困らない。
何千人だって大丈夫だと。


私はこの戦前の厚生官僚トップの演説骨子を読み、愕然としました。
戦争でチャラになった年金ですが、戦後も形を変えて存続、今に至ります。

戦前のことではありますが、この演説には庶民からお金を出させるためにまんざらウソでもないかのような夢が語られています。
集めたお金は、最初はほぼ年金に使う部分はなかったでしょうし、そのまま余剰金のような存在でした。
実際には、このお金が厚生官僚の天下り再就職先のために使われ、敗戦で支払ったお金も戻らなかったのです。

阿部さんの台詞がストンと腑に落ちます。

頭の良い人たちが自分たちに都合の良いルールを作り、善良な人たちをだます・・・勉強しないとだまされ続けるというのは確かなようです。





by akaiga-bera | 2019-06-30 10:11 | Trackback
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