歪められた地震予測 3.11の犠牲をもたらした構造(月刊「世界」)・・・

東大名誉教授島崎邦彦氏衝撃の告発

c0233349_20322616.jpg


中央防災会議が人を殺したのだということを、たくさんの方に知ってもらいたい』と。
 日本地震学会会長
 地震予知連絡会会長
 原子力規制委員会委員長代理
 内閣府中央防災会議専門委員  等を歴任された。

3.11では、津波被害などで15000人以上が命を落とし、未だ2500人以上が行方知れずのまま。
福島原発事故では、多くの人が故郷を追われた。

甚大な被害が発生した背景には、中央防災会議が作為的に『備えてなかったから』だと指摘。
中央防災会議などの関係機関が、地震や津波の予測という、本来は科学的検討によって議論されるべきテーマを、別の何らかの理由によって歪めた点に求められるべき。

電力会社をはじめ、あの規模の津波の発生は『想定外』であったとの議論があるが、実際には『想定外』ではなく、『想定しないようにした』のであり、不作為ではなく作為によって、想定しないことを選択した。

政治圧力で3.11津波地震予測は骨抜き

c0233349_20340812.jpg


阪神淡路大震災を受けて発足した地震調査研究指針本部でで委員に就任した島崎氏。
2002年に調査結果をとりまとめ、三陸沖から房総沖にかけて海溝型地震が発生した場合、日本海溝周辺でとてつもない地震・津波が発せすると指摘。
発生確率は30年で20%。
しかし、『政治圧力』によって予測は巧妙に矮小化されて骨抜きに
国民に知らされることはなかった。

中央防災会議の結論を受けて、津波対策を変えた地域も。
宮城県名取市はもっと高い津波対策を考えていたのに、想定津波の高さを低くしてしまい、
名取川の河口閖上地区では700人もの方が津波にのまれた。

熊本地震でも、揺れの予測に過小評価が見られた。
関西電力は大飯原発の再稼働審査に当たり、島崎氏らの忠告を全く意に介さずだった


この国では、大災害が起きると『想定外』を繰り返す。
その実、情報を隠蔽し『想定内』を『想定外』とする無責任がはびこっている。と。




by akaiga-bera | 2018-09-11 19:56 | Trackback
トラックバックURL : https://gabera2.exblog.jp/tb/29737618
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< ヨシゴイ・・・蓮の葉の上を歩い... カワセミ・・・ホバリング >>