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緑の上を・・・コミミズク

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寒い季節に蒔かれた小麦もすっかり成長し土の部分は見えなくなり、今や緑一色でとても美しい。

緑の中を一心に前を向いて飛んでくるコミミさんを撮りたいと思っていましたが・・・今年はもう叶わなそうです。

これを撮った翌々日以降、しばらく飛んでくれていないようです。

場所を変えたか帰って行ったのか分かりませんけれど、まだもう少しいてくれるのではないかと思っていたので残念・・・。

2年間撮れませんでした。

来年のお約束は出来かねますと言われそうですが、また来季遇えること、楽しみに待っていましょう。

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南相馬市の酪農家が3.11の避難時に、飼育している牛を連れていくことはできず、放して行けば迷惑がかかるとて、牛たちを杭につないだまま離れるしかなかったと。
それがどんなことになるかは分かっていたが仕方なく。

立ち入り可になったとき、勿論牛たちは死んでいた。
繋がれた杭からとどく範囲の硬い杭をかじった食み跡が・・・胸を締め付けられるような光景だった。
その方は酪農をやめたと。
飢えるということは実に苦しいことだという。
「餓鬼」という言葉もある。
その杭を遺構として残すことになったそうだ。
大いに泣いてしまっと気まぐれ姫さんが電話で。
私も同じ思いだった。

原発は一旦事故があれば、人間にも動物にも、等しく不幸をもたらすのだ。
改めてどうしてこんな事故が起こるのだろうと考えていかなければ、そして脱原発へ進んで行かないと、日本のようないつ地震があるかもしれない国で、再びがあってはならない。

3.11の追悼集会で安倍首相は、原発事故に触れなかった。
なぜなの?
6年経った今でも避難を余儀なくされているのは原発事故の方々・・・。
なぜ触れないの?
安倍政権・自民党は原発を推進中・・・事故でご苦労を重ねている被災者には思いが至らなかったのだろうか。

東日本大震災時の民主党政権の対応を非難する人は多いが、もしかしたらこの事故が防げていたかもということは考えてみたことがない人が多い。
私もその一人だ。
それは、原発事故が想定外のことと言われ続けたからだ。
科学の知識のないものは言われることをそのまま受け入れるしかない。
今からでも遅くはない、不勉強は反省しなくては・・・・。


2006年、第一次安倍内閣のとき。
吉井衆議院議員(京都大工学部原子核工学科出身)が日本の原発が地震や津波で外部電源が遮断され冷却機能を失う可能性があることを国会で指摘。
吉井さんは、バックアップ電源を海外並みに4系列などに増やす必要がある、ぜひ検証をと述べている。

2006年12月3日、安倍さんは総理大臣名で答弁書を出している。
その中で、安倍さんは日本の原発にそうした事態が起こることは決してないと言い切り、とりあわなかった。(その答弁書は読むこと可)
そして吉井議員の指摘通り事故は起こってしまった。
もし見直し・補修を加えていれば、事故は防げたかもしれないのだ。
なぜ無視してしまったのだろう。
大きな責任がある。
安倍さんに原発を語る資格はないと思うけれど、良心の呵責はないのか。
あの時、指摘を受け入れ改善命令を出していたら・・・・。
森友学園・加計学園問題には強力なリーダーシップを発揮しているのに・・・残念なリーダーシップだこと!

このごろ深く思うことがある。
安倍さんが特定の個人や団体を応援していることはもう隠せない事実だけれど・・・。
その内閣に与党として組している公明党は、今や政権の負の部分をすっかり認めてすでに補完勢力となっている。
公明党の果している役割、いつか批判を浴びるように思う。
間違いを正さないのは自分たちも間違っているからだ。
与党という温泉は温いですか。
by akaiga-bera | 2017-03-15 07:09 | Trackback
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