御嶽海というお相撲さんがここの出身とか。
妻籠宿は奈良井宿より規模が小さく、古い感じがしたのは人が住んでいない場所もあったからでしょうか。
そんな一角に『刺し子』の布を使ってこんなものを作っている方が。
画像では分かりませんが、全て手刺しなら大変な手間です。
バックルやボタン・指輪なども作っているとか『僕はアーティストだ』とおっしゃる面白い方でした。
こんなデザインのものは着られないけれど見るにはとても興味深い。
帯にしたらすてきなのに・・・そういうものは作らないの?とお聞きするとNoでした。
外国人向けなのかもしれません。
つるし柿、風情がありますね。
ムギマキさんの好きなツルマサキの実がありました。
ブッシュのようになっていますけれど実はツルマサキそのもの。
寄りかかるものがないのでブッシュ状態なのかなと思っていたのですが、帰って調べてみると、ヒメマサキという種類だそうです。ツル状にはならないとのこと。
三つの宿場に共通していたのは、山からの疏水を生活用水として利用しているという点です。
奈良井宿と妻籠宿は疏水と町並みが直角・・・したがって幾筋もの疏水が斜面に引かれています。
馬籠宿は町並みと平行に一本勢いのよいのが流れていました。
馬籠はすっかり観光地化されていて、建物も昔風に造ってあって少し興ざめでした。
昔から変わらない石畳や疏水の石組みの方が往時を物語っていました。