十五夜の月、しっとりした美しい月でした。
空の色がどんどん深くなると、黄色の色が増していく・・・。
昼間、ハサミを忘れて出かけて、夕刻になって再びお出かけ。
ススキってどこにでもあるようですけれど、意外にないんですね。
10キロ近く走ってやっと見つけました。
セイタカアワダチソウと、我が家のコスモス・フジバカマでなんとか間に合いました。
お団子も慌てて作ってなんと13個、これでは十三夜だわ・・・とにかくお月さまが東にあるうちにお供えしなければ・・・あわただしいことになってしまいました。
果物におイモやゴーヤ・柚子もお供え。
出始めはもっと赤く、線のような雲添えでした。大きかったですね。
あの色はちょっと怖い・・・。
昇るにつれてこんな色に。
十五夜のよく晩は十六夜の月のはずでしたが・・・。
「この世をばわが世とぞ思う望月のかけたることもなしと思へば」
いにしえ、藤原道長が全ての権力を手にしたころ詠まれた歌だそうな。
なんと高慢な心でしょう。
安倍さんも今そんな気持なのかと・・・満月を見て思ってしまいました。
望月の次は「十六夜」
もちろん気がつかぬくらいに少し欠け、月も満月の日よりも遅れて出るのだそうです。
このことから「いざよう」という言葉が生まれ、迷いや停滞を表すと・・・。
権力を握った瞬間から、良き為政者はその権力をなるべく使わないことを心がけるそうです。
望月も翌日からはかけ続けます・・・。
美しい月に平和を祈りました。