紫陽花の英語名はhydrangeaハイドレンジア。やはり水とは切り離せないんですね。
日向ではしおれてしまう紫陽花も雨の日や木陰では活き活きしています。
最近は、園芸種がたくさん出回っていますけれど、チューリップと同じく原種に近いシンプルなものが美しいと思います。
白い花が好きな私ですが、紫陽花は水色がお気に入り。兄もこの色が好きで、この時期実家には水色があふれる。
小さいものしか移植できなかったので、今ひっそりと2輪色づいています。
お花さんたちが、あまり大きくなっても困るので,どんどん切ることにしています。
ですから家の中もお花でいっぱい。
今日は息子の命日。
もう長い時間が経ったけれど、失った者を埋めるものはありません。
昨日は、お家のお花を切って、埼玉のお家によってまた切って、農産物直売所にも寄って、お花をいっぱい抱えて。
実家と弟と息子と三つのお墓に供えるのでたくさん必要。
お墓には、お友達のどなたか数日前に来てくれたのでしょうか、まだ新鮮なお花とお酒が。
悪いところも情けないところもあったと思うのにいいところや優しかったことだけが思い出されます。(笑)
高校・大学とラグビーをやっていてがっちりした体で「僕、マザコンだから」と公言していて、他にもいうことがあるでしょうにと。
駅の方とか、図書館の方とか、ご近所はもちろん大きな声で挨拶するので、一緒に行動していると恥ずかしいほど。
離れて歩くのが常でした。
旧宅の町の思い出のレストランでお食事。
開店の頃から訪れているおなじみの店。
息子に「今日行くけれど、時間があったらいらっしゃいよ」
息子「・・・だからダメかな。」
といっても、絶対にやって来たよねと、よほど気に入っていたのだとあらためて思い出して笑いました。
赤ちゃんだった孫娘はすでに高3、時の流れを感じます。
「遠くからありがとうございます」
「みな楽しみにして来るんですよ」
「この細工、かわいいですね」
スパークリングワインの針金を使った細工が前から気になっていて。
「お持ちになります?」
作り方も教えていただいて、10個ほど頂いてきました。
息子も交えた家族を覚えていて下さるレストランの奥様、優しい気遣いの方・・・。
※いつか埼玉県央をお通りになったらぜひ。
おいしい上にリーズナブルな埼玉プライス。
『ダンデライオン』
ネットで。ただし突然は不可、いつも混んでいて・・・予約制です。
17号国道からほんの150メートルほど入ったところ。
お酒好きのわが家族、前菜がいつも楽しみ。
デザートもいつもステキで美味しい。ミニコースがお手頃、おすすめです。
孫娘はパシャパシャ撮りまくり、パンのおかわり3度もして笑顔いっぱいでした。