モズさんもかわいいですね。表情のある鳥さんだなって思います。
下にはノウルシと桜草が。その中にいる虫を狙ってときどき草地と枝を行ったり来たり。
背中くっきりしてきれいになりました。近くで繁殖するのかな。
昨日は、2年前訪れたギフチョウの地を訪ねた。お休みの娘が運転してくれるというので・・・少し遅いかもと思いながら。
前回訪れたのは4月8日、豆桜やしだれ桜・三つ葉ツツジは満開。スモモのつぼみがが白い部分をのぞかぜパンパンに膨れていて、ちらほら咲き始めていた。
今年は、桜も早く咲き始めて、季節が10日~2週間ほど早く進んでいる気がする。
2時過ぎには麓に戻るという時間にあわせて待ちましたけれど、とうとう遇えず。
お山から下りてきた女性にお聞きすると、一頭も遇わなかった、かわりにたくさん産み落とした卵を葉の裏に見ましたよと。
団体で訪れていたかたがたも、頂上まで行かず戻られ、がっかりのご様子。
最も産卵にふさわしいときを選ぶのだもの・・・これだけはしかたない。
しっかり今年の状況をメモした。
山野草を愛でて、山笑う状態の景色を堪能した一日。残念だけれどまた来年。
●『種子法』廃止に思う
今日午後から菜園にお野菜の種を蒔く。
説明を読まなければと袋の裏面をみると、種の原産国が。 驚き。
小松菜・・・・・・・・・・・・・日本 福岡県
カラフルミックス(サラダ用)・・・アメリカ
青梗菜・・・・・・・・・・・・・イタリア
わさびリーフ・・・・・・・・・・ニュージーランド
今まで気にも留めたことが無かったけれど、少しひっかっていた『種子法廃止』について読んでみた。
1952年5月。第二次大戦の終結のためサンフランシスコ講和条約が発効された翌月、制定された。
戦中戦後の食糧難の時代を経験した日本が「食糧確保には種子が大事」と政府を挙げて取り組んだ。
そこには「二度と国民を飢えさせない」「政府は国民に食料を供給する責任を負う」という国の明確な意志があったと考えられる。
コメや麦・大豆などの主要作物について、優良な種子の安定的な生産と普及を国が果たすべき役割と、
戦後70年あまり公的費用の注入も含めて、日本の農業を育て、守ってきた『種子法』
今年2月、この『種子法』の廃止法が突然に閣議決定された。
4月には可決、成立。
『種子法』は来年4月1日には廃止となる。
政府は廃止理由について、「国が管理する仕組みが民間の品種開発意欲を阻害しているから」と述べているが、
実際には、TPP・RCEPなどグローバル化を推し進める中、さらなる規制緩和が必要ということらしい。
国が種子法維持のために資金を提供する必要がなくなり、自由化となるわけで、色々心配されることも出てくる。
種子の値上がりも予想され、食品価格に転嫁の可能性がある
外国からの遺伝子組み換え種子の流入
民間企業による種子の私有化
すぐに大きな変化にはならなくても・・・
大きな変化の流れの源となることもある、国民の健康を支える安心食料の安定供給、簡単にほとんど論議もなく決まってしまった。
本当に大丈夫か、心配また増えた!