一度目は一日待つも見当たらず、セイタカシギさんのコロニーになっている蓮田で過ごしました。
セイタカシギさんはカメラマンたちのすぐそばまでやってきて、人間を恐れることはありません。
翌々日、また元の場所に戻っているとお聞きし、遠いなあと思いましたが、次はいつ見られるか分かりません。
怖い高速を通って・・・でも2時間ほどで到着。
やっと美しいシンプルカラーのソリハシセイタカシギさんに遇うことがかないました。
太刀のように少し反ったくちばし、でもこのくちばしは傷つけるためではなく捕食のために進化したものなんですよね。
黒光りしてとてもきれいでした。
ここの蓮田は機械ではなく人力で掘るので、作業はとても大変だそうです。
そのためでしょうか、年々耕作地は減っていっていると地元の方。
この地は思い出の場所、息子が中・高6年間寮生活をした町。
怖くて高速には乗ることができず、ひたすら一般道を車を走らせ・・・若いからできたんですね。
帰るとき、思い出を反芻しながら一般道を通ってみました。
こんなに遠かったかしら?でも、まだ昔の記憶の建物もあったりして・・・。
夢多くんは、なんとか慣れてくれそう。
家中の窓枠にのって外を見て、出たそうにしているのを見るのはつらいですけれど・・・もう猫穴もないのですからなんとかこの状況になれてくれることを願うばかりです。
昨日はネット中継で参議院本会議を。
相も変わらずの安倍さんはじめ閣僚の答弁ですけれど、「関わっていたら総理も議員も辞める」と言ったのですから、絶対に認めることはできないのですよね。
官僚も首をかけて反旗を翻すのは難しいでしょう。
でも・・・国家戦略特区制度が今までの既成勢力(岩盤)に穴を開けるという大義名分を声高に叫んでも、親しい友人の利益になるよう京都産業大が申請を取り下げる結果になるよう、京産大が名乗りを上げてから地域を限定して加計学園に有利な展開に持ち込んだ事実は消えません。
国家戦略特区法の意向からも大きく外れるものです。(以前、この特区法を読み進むうちに、なあんだ要するに安倍トップダウンが自由にできる法律だと感じた)。
安倍さんは、加計氏を「腹心の友」と呼び、「大切なスポンサー」とも。
昭恵夫人のミャンマーの学校建設の資金も加計氏が出したそうな。
加計氏自身が広言していたらしいのですが。
結構ずぶずぶな関係です。
●総理大臣:元加計学園 監事
●昭恵夫人:加計学園系列幼稚園 名誉園長
●下村元文科大臣夫人:加計学園系列幼稚園 名誉園長
●最高裁判所判事:元加計学園 監事
●羽生田内閣官房副長官:元加計学園系列大学 客員教授
●木曽内閣参与:元加計学園系列大学 学長
●井上義行元首相補佐官:加計学園系列大学 客員教授 ほかまだまだあります。
第二次安倍内閣発足後、官僚600人の人事はすべて内閣人事局が司ることになったとか。
首根っこを押さえつけられた官僚の皆さんが真実を言えないのは同情に値しますけれど・・・。
前川前文科省事務次官でさえも在職中は言うことができなかったですから・・・。
この国の未来はとても心配です。
自分に関係ないと思って見過ごすうちに、どんどん状況は戦前に似てきています。
与党、そして今はすっかり与党にあぐらをかいている公明党あえて幹部と言いましょう、そして政権にすり寄る維新、是非関係者を証人喚問してください。
証人喚問できないということは真っ黒だと言っているようなものですから。