用心深いウグイスさんですけれど、この子は幼いようです。
ずっと見ていたのでしょうか、小枝からさっと降り立ち、きょろきょろしてまた行ってしまいました。
ウグイスさんの幼鳥は初めて写すことができました。
ついて間もなく最初に出遇ったのはヤブサメさん、でもまだ明るさの足りない時間帯、ぶれぶれ。
もう遇えないかなと諦めていたのですが、他のカラ類のいない時間帯になって再び。
尻尾が短いだけでなく動きの速い鳥さんでした。
金曜日の晩、仕事中に、新潟から帰ったとお酒とつまみを持って若者が。
今日ダメなら明日にと。
というわけで、昨夜はおいしい越後のお酒で。
他の仕事を経て私立高校の社会先生になり6年が過ぎた彼女、忙しい生活を送っている。
ご主人が宿泊でお出かけとかでゆっくり話すことができた。
まだ大学院にも通っているがそちらも来春で終わると。
この先どうしていこうか、子どもも欲しいし、仕事もやりたいし・・・今のままでは両立できそうもないし・・・と。
結局は自分で決めるしかないけれど、まあ、色々な意見を聞くことで方向を絞っていくことはできそうだ。
仕事での新潟行きだったが、おいしいお酒と肴がいっぱいあって・・・絶対行った方がいいよと、ずいぶんお酒も強くなったものだ。
そうね、鳥撮りじゃなく、お酒飲みに行くのもいいかも・・・・・。
今朝はコーヒーの白い湯気が。
夢ちゃんも絡まって、涼しくなったものだ。
台風が去るごとに涼しさを増してゆく。
もう渡りの鳥たちの季節だ。
日曜版に毎週特集があって、今日は「鴨長明」。
平安末期に下鴨神社の二男として生まれ、時代末の動乱と天災地変の中で成長し、鎌倉時代に『方丈記』を編んだ。
学校で、一部を読んだけれど、全部読んでみようとはしなかった、わずか原稿用紙20枚ほどなのだそうだ。
それこそ無駄を省いての超シンプルライフを方丈の庵で送った。
私も小さな住まいに行く、今までのものを全てを持っていくことはできない。
断捨離につぐ断捨離が必要だ。
長明の持ち物・・・吊り棚の革籠(籐で編んだ蓋つきの籠)には、和歌の本・仏教書・音楽の本。
阿弥陀如来の掛け軸2・法華経・琴と琵琶。
煮炊きは外にはかまど、掛け樋、寝床はこも。
食べ物は、周囲の草々。鹿・山鳥・猿・蛍など自然に戯れての暮らし。
家の中を見渡す・・なんと多くのものに囲まれていることだろう。
おびただしいものを捨てるのかなり勇気がいる・・・自分にとってこれは絶対というものだけを選ぼうと思った。